お持ち込みいただいたお母様の婚約指輪を使い、エンゲージリングとマリッジリングを製作しました。複雑なデザインをご希望のため、外した0.24ctのダイアモンドは新たなデザインのエンゲージに、残った本体は加工方法が限られるため、マリッジに加工しました。
エンゲージリングは薔薇の花をイメージした、HISTOIREの「Rosalie(ロザリー)」です。ピンクゴールドを使い、ダイアモンドを花のように見せるデザインです。中央にダイヤをセットして、周囲は花びらと葉が包みます。ダイアモンドの輝きが反射するため、いっそう大きく見えるのも魅力です。
ダイヤの下の両脇には、お二人の誕生石であるエメラルドとピンクダイアモンドをセットしました。リングを横方向から見ると、誕生石がキラリと輝きます。
マリッジリングは、素材を溶かして作ることができる鍛造製法のMIORING「花衣(はなごろも)」としました。
女性用は桜ゴールド製でダイアモンド5石をセット。男性用は熔かしたリングのプラチナを使用しています。
向って左側に線唐草模様を彫り入れ、優しい印象のVラインのリングとしました。
ご希望のデザイン、作り方に応じて、大切なお母様のリングを生まれ変わらせた婚約指輪・結婚指輪です。