お母様のダイアモンド婚約指輪を受け継ぎ、溶かして新たなデザインの婚約指輪に作り直しました。お持ちいただいたのは、0.30ctのダイアモンドがセットされた立て爪の婚約指輪です。この指輪のすべての部分を使い、新たな婚約指輪に作り直しました。指輪を溶かして作り直す場合は手作業の鍛造製法で加工する方法しか使えないためデザインが限られますが、今回はMIORINGの鍛造エンゲージ「花衣(はなごろも)」エンゲージリングのデザインとしました。
洗浄したダイヤを6本のプラチナ爪でセット。両脇に品質を合わせた2石のメレダイヤを留めました。連なったダイアモンドをプラチナがウェーブしながら支えます。
世代を超えて、新たな幸せの日々を見守る指輪ができました。