金のつぶつぶが可愛い、手作り感あふれるマリッジリングを制作しました。「雫のような金の粒」と具体的なご希望をいただき、さらに温かみのある風合いを出すためにあえて精度を上げない構造として、ムラ感のある磨きでヴィンテージ風の風合いを出すようにしました。
中央のダイアモンドは、ミルククラウンのような丸い6本爪でセット。リング全体にゴールドの粒を配置しました。粒の配置もそれぞれの粒の形も一見不揃いに見えますが、結婚指輪と重ねることも考慮して、綿密に計算しながら中央に向かって膨らむデザインとしています。また、流れるような印象になるようにしつつ、あえて「ピシっとみえないように」左右対称に配置しています。
粒の流れの中のポイントとして、埋め込むようにメレダイヤを4石セット。金色のしずくが煌くような印象です。
まるでおとぎ話に出てくる妖精が作ったような、温かみのある婚約指輪になりました。