彼のお母様から譲られたダイアモンドで婚約指輪を製作しました。お母様からダイアモンドをいただき、婚約指輪・婚約指輪とするか、ダイアモンドを使った結婚指輪だけにするかのご相談を頂きました。ご希望のデザインの結婚指輪だけにするには石のサイズがやや大きかったことと、何より彼女様のご希望を汲み、「ダイヤを使った婚約指輪・セットで使える結婚指輪」を制作することになりました。
リングのデザインはHISTOIREのアニェスをベースとして、石のサイズとのバランスを取りながら制作。
ダイヤは挟み込むようにフラットにセットして、両脇に合計6石のダイヤを彫刻留めでセットしました。全体をすっきりと見せ、ダイヤの存在感を強調するためにも今回は爪を使わないようにデザインしました。
リングのシルエットは、後日ご納品のマリッジとピッタリ重なるようにしています。
ご両親の思いやりと彼の気持ち、彼女様のご希望を一つにした婚約指輪が完成しました。