ゆるやかな曲線に和紙テクスチャーを施したマリッジリングをお作りしました。
美濃の和紙を一枚一枚、指輪の原型に貼り、真っ赤な高温の金属を注ぎ込むことによって和紙が金属として生まれ変わります。和紙の質感は、10年20年と年を重ねるにつれ優しく穏やかな表情を見せるようになります。
中央に女性用はメレダイヤをグラデーションで5石斜めにセット。イエローゴールド色にセッされたホワイトダイヤは1石1石の輪郭もはっきりと見え、より石のきらめきが強く感じられます。
男性用は斜めにフラットな部分を作り、鏡面仕上げを施しました。和紙のマット感とプラチナの滑らかな輝きが対比になり、和紙の風合いが際立ちます。
和の凛とした美しさを感じられる結婚指輪ができました。