大粒のダイアモンドを使用して、ご希望を形にしたマリッジリングを製作しました。エンゲージリング・マリッジリングをひとつのリングにして、日常使いできる作りの贅沢なリングとしました。お二人のご希望を優先して、男性用と女性用で異なるデザインです。お仕事の都合上マリッジリングを着用するシーンが少なくなりがちな幸穂様は、大粒のダイアモンドを埋め込んだデザインとしました。中央のダイアモンドはDカラー、トリプルエクセレントカットで0.25ctと、婚約指輪としても上質なものです。このダイヤの周囲を包み込むようにベゼルセッティングで留め、周囲にミル打ちを彫り入れました。爪を使用しないことで飛び出した部分や引っかかる部分がなく、どんなときも気軽にお使いいただけます。脇に添えたダイヤも同様のセッティングとしました。
淳一様は和紙テクスチャーを使用したやや幅広の「木漏陽」をベースとして、ダイアモンドを使わずにすっきりとしたリングに仕上げました。「誰もがしている結婚指輪」とは違う存在感をもちながら、品のある印象です。
お二人のご着用シーンに合わせてご希望を集約した結婚指輪になりました。