やさしいピンク色に咲く花とアラベスクが美しいマリッジリングを製作しました。オリジナル素材「桜ゴールド」は、独自の配合によって通常のピンクゴールドよりも淡い、肌色に近いピンクを出す事に成功した鍛造素材です。この桜ゴールドを中心に、プラチナとコンビにしたリングをベースとしました。男性用はアラベスクのうち「線唐草模様」を一周にわたって彫刻し、ミル打ちを施しました。
女性用は「和唐草模様」の表・裏2箇所に花を彫り入れ、「アイスピンク」と「ライムグリーン」の2色のダイヤをそれぞれにセットしました。
一見ハワイアンジュエリーの印象にも見えますが、この彫刻は和彫り(タガネ彫り)のうち江戸彫金の技法を使用してシャープに、深く彫り込んでいます。叩いて彫る事でカット面が生まれ、実物は彫刻面がミラーボールのようにキラキラと輝くのが特徴です。
お好みのデザインに願いを込めた、意味のある結婚指輪となりました。