それぞれ異なるお好みの形のリングに共通の模様を彫り入れたマリッジリングを製作しました。女性用は優雅なVラインの花衣をベースに、男性用はストレートな彫刻リングをベースに、それぞれのお好みを取り入れて共通点をもたせたデザインです。模様を残して全体を彫り落とすことで、大きな輝きとダイナミックな動きを表現する伝統模様の「和唐草」をテーマにしました。女性用は花衣のゆったりとしたVラインをそのままに、左側に和唐草模様を彫刻。右半分にはダイアモンドを敷き詰め、ミル打ちで包むようにしました。
男性用は彫刻だけを途切れないように彫り入れたストレートなリングです。
お二人のご希望や個性を尊重しながら、しっかりと共通点を作り、模様に込められた意味までも大切にした結婚指輪になりました。