ワイドなボリュームの中に、複雑な彫刻、ダイヤ、漆、ロープなど、こだわりを詰め込んだマリッジリングを製作しました。じっくりとご要望をお伺いし、ご希望の雰囲気や要素を取り入れることができるように綿密に設計しながらのデザインとなりました。存在感がありながら使い勝手を考慮し、「絆を表す手編みゴールドロープ」「永遠を表す彫刻とダイヤ」「実りをあらわすミル打ち」「美しい艶を見せる漆」などを全てお入れすることができる最小の幅である6.5mmの幅としました。
それぞれ縦方向の線彫りの上にアラベスクを彫り重ねる技で、ベルベットのような光沢感を作り、女性用には赤漆、男性用には黒漆をミル打ちとセットで塗りました。
どちらもダイヤを6石セットしていますが、中央の1石のみホワイトの大きなダイヤとして、それ以外の5石は女性用にアイスピンクダイヤ、男性用にブラックダイヤを埋め込んでいます。
さらにリング内側にもお二人の大切な意匠をレーザーで彫刻、常に肌に触れているようにしました。
お二人のこだわりと理想を形にした特別な結婚指輪が完成しました。