砕いたラピスラズリをモザイク画のようにちりばめたマリッジリングを制作しました。濃いブルーが印象的で、多数の鉱物の集合体であるラピスラズリを砕き、中央部分に窪みをつけたリングに敷き詰めていきました。破片は全て形がバラバラになってしまうため、形の合う物を選びながらの作業です。仕上げは表面を強靭な樹脂で固め、リングとしての耐久性を持たせました。もちろん研磨し直すことも可能です。
1つ1つ手作業のため、微妙な色合わせによって繊細な美しさを表現できます。ラピスラズリの複雑な輝きが一層強調された、特別な結婚指輪が完成しました。