お母様の婚約指輪をお持込いただき、このダイアモンドを使用したマリッジリングを制作しました。同時に2つのリングをお持込いただき、1点は立爪ダイヤリング、もう1点は「かむろ菊」と呼ばれる伝統工芸に近いダイヤと菊の彫刻リングでした。「かむろ菊」リングは技術が途絶えてしまった貴重品のため磨き直し処理のみとして、ダイヤリングをリフォームして印象を合わせたマリッジリングにすることになりました。リングデザインはMIORINGの匠花(しょうか)Ⅰタイプ。和紙と透かし、彫刻の入った迫力のデザインです。
女性用は菊リングに合わせて菊の彫刻を彫り入れ、大粒のダイアモンドをセット。男性用は千両の彫刻として、ブラック仕上げにしました。
伝統工芸の彫刻や和紙テクスチャーを使い、お持ちのダイアモンドと合わせた特別なマリッジリングが完成しました。