強い輝きを刻む伝統模様の彫刻を施し、ダイアモンドをあしらったマリッジリングをお作りしました。
共通点として神社・仏閣に使用される和唐草模様を彫刻しました。周囲を彫り落として模様を浮き上がらせる伝統模様は強い輝きを放ちます。男性用はシンプルな4mmのフラットなリングにこの模様を手彫りしています。
女性用は彫刻を入れながらもしっかりとお好みを取り入れ、お持ちいただいた具体的なイメージ写真などを参考に細部をデザインしました。
リングが大胆にねじれるような削り込みを入れ、3個のダイアモンドを斜めに3列、計9個セット。丸いフォルムに斜めにダイヤをセットしたので、きれいなカーブラインが生まれ指元が軽やかに輝く印象です。
規則的な模様はごまかしがきかず、高い精度が必要です。「鍛造」という金属を叩いて鍛え上げる製法で強さと美しさが加わります。
永遠に途切れない絆の力強さを象徴する結婚指輪ができました。