伝統的なモチーフが随所に光るマリッジリングをお作りしました。
共通して向かって左側に和唐草模様の彫刻、右に和紙テクスチャーを配置した曲線のデザインです。
中央にはホワイトダイヤ5石とブラックダイヤ3石をセット。男性用にはさらに漆塗りとミル打ちを入れ、ブラックルテニウムコーティングを施した華やかな印象です。
和彫りは「鏨(たがね)彫り」とも呼ばれ、伝統的な「鏨」という彫金工具で叩きながら彫り輝きを生む技です。
一方、和紙テクスチャーは美濃の和紙を原型に貼り、溶かした貴金属を注ぐことで風合いをそのままジュエリーにし、マットな質感を生む技。この2つを組み合わせることで、日本的な陰と陽の表情が生まれます。
さらに金属のツヤと漆の艶のコントラスト、「実り」や「繁栄」を表すミル打ちのきらめきが加わることで、輝きや願いまでもが込められます。
これからのお二人が過ごされる様々なシーンに寄り添う、世界に一つの結婚指輪になりました。